爽やかな青春小説?『Run!Run!Run!』

小説]著者:桂望美 出版社:文藝春秋

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装丁があまりに爽やかだし、パラパラとめくって見た限りでは、
陸上に懸ける若者の青春を描いた小説かと思いました。
はっきり言ってそういう系は苦手な私…
でも、あの映画化もされた「県庁の星」を書いた人だったのでダメもとで
読もうかなぁ…と…
つまらなかったら途中でやめればいいかなぁ…と思っていました。
プロローグを読むまでは…

‘そうだな…どこから話せばいいのか。
大学生になったとき?そうだね。そこから僕の人生が変わったからね。
あの頃の僕は生意気でね。自分中心に世界が動いていると勘違いしていた。’

この文章を読んだとたん、期待で胸がドキドキ…
第一章は非常に淡々としていて
これから何が起こるんだろう?
どんな展開が待っているんだろう?

わくわくしながら急ぎ足で読んでしまいました。
それにしても主人公のクソ生意気なこと!(下品なお言葉失礼…)
この人に感情移入はできないな…
こいつキライ!
とずっと思いながら読んでいたのですが…
最後は爽快さと、衝撃的な真実で感動が頂点に!
おもしろかった〜!読んでよかった、マジで。
ミステリー好きのタナも満足の隠し味ありの小説でした。

まだまだ30℃近い日が続いている広島ですが、
やっぱり刺すような夏の日差しとは違い、
秋の日差しにはやわらかさがあります。
浜辺で爽やかな風を感じて今日は素敵な日でした。

タナ | 10/03 20:00 | コメント (0) このエントリーを含むはてなブックマーク
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