« そばにいてくれる『青い鳥』 | メイン | みんな最後はひとり 『おひとりさまの老後』 »
その傍若無人ぶりが羨ましい『ヒメママ』
[マンガ・雑誌]著者:玖保キリコ 出版社:マガジンハウス
お義母さんは、ヒメだったのです!
『シニカル・ヒステリー・アワー』、『いまどきのこども』、『バケツでごはん』等のマンガ、そして『動物占い』の挿絵でたくさんの人に親しまれている玖保キリコが、またスゴイ濃ゆ〜いキャラを生みましたよ。
「ヒメママ」とは、毎日いろんな騒ぎを起こして家族を焦らせる「お姫様みたいな性格のお義母さん」のこと。
超わがままで、ぜいたくと美しいものが好き。
自分が掟、と思っている。
気分は乙女で、孫に「おばあちゃん」なんて呼ばせず、「リサちゃん」と呼ばせている。
基本的に「わがままなのは自分だけでお腹一杯」と常日頃思っている私。
自分以外のわがままはバッサリ斬捨御免といきたい。
でも、ここまで傍若無人ならば、いっそすがすがしいというもの。
そんなリサちゃんに振り回されるお嫁さんのハナさんに同情は禁じえないものの、その同情心は悪魔的笑いが覆いかぶさって隠れてしまう。
中学生のころから夢中になって読んだ『シニカル・ヒステリー・アワー』にしても、ブレイクした『いまどきのこども』にしても、キャラクター作りには定評のある玖保キリコですが、今回も登場人物たちのさまざまなキャラそれぞれに愛着が湧きます。
一息つきたいときに、クスっと悪魔の笑いをどうぞ。
こまったちゃん。
| 09/29 12:18
| コメント (0)
http://www.citywave.com/book/2007/09/post_221.html
