« お次は『雑穀、豆、野菜できれいになるレシピ』 | メイン | 希望も収奪の時代を描く『メタボラ』 »
脅迫の連鎖に目が離せません『黒革の手帖』
[小説]著者:松本清張 出版社:新潮社
この本の中では30代は中年(||゚Д゚)
31歳だろうと中年!(゚Д゚||)
たぶん昭和50年頃が舞台のようですが
30代の独身女性には、なんともシビアな時代です。
今の時代に生きていることに感謝。
銀行で30歳を過ぎるまで仕事一筋で
生きてきた独身女性の逆転劇からスタート。
銀行の預金係から銀座のバーのママになるのですが
資本は全て自分持ち。
その資金ぐりのために他人を脅迫してお金を稼いでいく。
主人公の必死さがひしひしと伝わってきます。
松本清張を読むのは、かれこれ10年振りくらい。
まあまあヘビーな内容に挫折しかけたものの、
読み始めた読者を惹きつけて離さないところは
「さすが松本清張!」というカンジです。
殺人事件のような血なまぐさい場面は一切ないけれど
主人公のふてぶてしさに腹が立ったり
危うさにハラハラさせられたり、と、なんだか
先が気になってしょうがない。
終わり方も「そうきたか!」と、なんとなく納得いかない
ような、でもその終わり方がしっくりきているような
複雑な気分になりました。
たま〜に、少し前の小説を読んだりすると
価値観の違いに楽しませてもらえます♪
かえで
| 07/25 21:44
| コメント (3)
http://www.citywave.com/book/2007/07/post_191.html
コメント
懐かしい(*^_^*)
昼ドラをやってるころ(1984年)に父ちゃんの本棚にあったこの本を読みました。
ドラマでは大谷直子と奈良富士子のバトルがすごかったです。
ラストがなんとも後味が悪くてねぇ。
しかしそんな昼ドラを観る中学生ってどうよ(笑)
最近のドラマ化では米倉涼子と釈由美子でしたね。
ラストも全然違ったけど。
なんにせよ、松本清張は自分で買って読んだことはないけど、古い作品ならかなりの数を父の本棚で読んだなぁ。
あらためて読むのもいいかもー。
投稿者こまったちゃん。 :2007年07月26日 01:03
私もです〜。
両親の本棚のを中・高生の時に読み漁り、自分で買ったことはないかも(笑)
今回はたまたま知人から借りて、読み終わってから
実はドラマもやってたんだよ、と聞かされました。
しかも配役まで詳細に…。
相変わらずTV情報に弱くてやんなっちゃう。
その知人も、ラストが全然違う、と言ってました。
本はドロドロなのにドラマは爽やかに終わっていたとか。
時間の空いたときにでも、ぜひ古い作品を読んでみてください。
たまには楽しいです。
投稿者かえで :2007年07月27日 13:54
私はドラマで観た派なので
ラストが全然違うんだ!!と
違う意味で興味津々です。
ドラマも米倉涼子がはまり役だと
思って楽しく観ていましたよ〜(*^−^*)
投稿者トリッピー :2007年07月28日 00:33
