朝起きたら美男子になってた!『変身』

小説]著者:嶽本野ばら 出版社:小学館

コンビニでアルバイトを続ける売れない漫画家が、ある朝眼をさますとハンサムな男に変わっていた!?

もともとコムデギャルソンを愛用するオシャレさんながら、稀にみるブサイクだったので、そのオシャレもまったく気がついてもらえなかったのに、顔が変わっただけで人生が大きく変わっていきます。

これで何もかもハッピーエンドと思ったらそうでもないんだよね。
ブサイクは顔が変わってもブサイクなんだよねー。
詳しく書いちゃうと、読む楽しみがなくなっちゃうのでここには書きませんが、その辺が面白かったです。

ある意味、『デブになってしまった男の話』の逆バージョンともいえるかも。

著者の嶽本野ばらというと映画『下妻物語』のヤンキーちゃんとロリータちゃんのように服装のディティールにこだわりのある作家ですが、今回も主人公のコムデギャルソンと川久保玲への偏愛が面白い。

大学のときに浪人時代にモデルをしていたことが自慢(?)の全身コムデギャルソン男がいて(U氏今は何する人ぞ)、「川久保玲はさぁー」とか「パリコレとか興味ある?」とかほざいていたのを思い出しました。
GパンにTシャツ&パーカーが定番だった私に聞いてもしょうがないよねー(笑)

自称「乙女派文筆家」の嶽本野ばらですが、Wikipediaによるとヘテロの男性
ヘテロってのはゲイが言うところのノンケのこと。同性愛者に対して言えば異性愛者ということです。
おいらずっと嶽本野ばらは女性だと思ってたよ。
ヘテロの男性でロリータファッションに詳しいって何事?って感じです。
なおさら、嶽本野ばらへの興味を持ちました。
他の著作も読んでみようっと。

こまったちゃん。 | 05/20 18:23 | コメント (2) このエントリーを含むはてなブックマーク
http://www.citywave.com/book/2007/05/post_157.html

コメント

実は、嶽本野ばらの本は、この「変身」をのぞいて、
全部読んでいます。
サイン会もみにいっちゃったりしている隠れファンなのでした。
といっても、ロリータファッションには全く興味がないので悪しからず(苦笑)。
最近、多忙につき、「変身」もウェイティングリスト入りしている本の1冊です。
ぜひぜひ読みます。
嶽本さんの作品は、ファッションの描写がしつこいほど詳細なのが特徴ですよね。
まったく自分の衣装代を経費として、計上するために、頻繁にブランド名を出すのでは?
と勘繰ったりしてしまいます。
あと、丁寧な言葉づかいも特徴ですね。
そして、性描写が結構激しかったりするので、
私はこの人はノーマルだと思っていましたが、
やっぱりそうでしたか?
こまったちゃん。ぜひ他の作品も読んでみて!
私は、「鱗姫」とか結構好き。

 投稿者もちまき :2007年06月09日 00:22

半年たってコメントの存在に気がついたおばかさんです・・・。
その後、全然読んでなかったんだけど「エミリー」を借りてみました。
図書館にあるだけは読んでみようかなと思っています。
逮捕後は書いてるのかしらー?

 投稿者こまったちゃん。 :2007年12月02日 16:43

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