「日焼け止めはSPFやPAの数値が高いほうが、紫外線をカットしてくれそう」。この考え自体は間違っていません。でも、だからと言って、普段の生活でも数値の高いもののほうがイイのかというと、それは間違い。要するに、紫外線ブロック剤にも数値により“適材適所”があって、実際に紫外線の強烈なリゾートなどでは数値が高いもの、普段使いならもう少し低め、積極的に焼きたいなら本当に低数値のものというふうに、自分が行く場所、その目的に合わせて変えていくのが正しい選び方です。
認識として間違えてほしくないのは、単純に『SPFなどの数値が高い=肌に悪そう』と考えてしまうこと。SPF50、PA+++などのブロック剤は基本的に海や山などリゾートシーン用に作られている場合が多く、それを日常生活におけるシーンで使うのはやっぱり不適当。日中はずっとオフィスの中にいて、外に出るのは通勤の時間帯だかけ、なんていう人は、紫外線の恐怖よりもオフィスでの乾燥によるダメージなど、ほかに気を配るべきなのです。営業でずっと外回り、という人でもSPF20〜30あれば十分だとおもいます。
それよりも、汗をかいたり、顔をこすったりという仕草でブロック剤が取れてしまうことを気にしてみては? ランチのメイク直しにアイメイクだけ残し、あとはササッとオフして、下地とブロック剤兼用のものなどを使って再度ファンデを塗る、という感じでもいいとおもいます。そのほうが肌的にもキレイに見えますしね。ただ、『SPF値が高い=肌に負担をかけそう』というのは単純にイコールではなくて、不必要なときに使ってしまうと、そうなる可能性もある、くらいの認識で良いと思います。乾燥肌なのに、暑いからとサッパリ系のスキンケアばかり使う、乳液やクリームを使わない、というのと同じ。先にも言いましたが、化粧品選びには、“適材適所”という感覚が絶対的に必要なのです!
家の中にいても窓際にいれば窓から入ってくる紫外線を浴びるわけですが、さほど強いブロック剤を塗っておく必要はありません。デイクリームにSPFやPA入りの処方になっているものも多いので、外出をしないのなら、スキンケアの最後にそれらを塗っておけばOKです。
ちなみにリゾートなどでSPF50など高SPF値のものを使うなら、クレンジングもしっかり。そのあとのスキンケアも丁寧に行いましょうね。
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