シティリビング読者が海外での思い出料理を再現!各国料理のレシピもご紹介!
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フィリピン・セブ島でポピュラーな「カレカレ」(牛肉のピーナッツソース煮)の作り方を現地のグルメ情報とともに紹介します
 「セブ島の名物煮込み料理、“カレカレ”(牛肉のピーナッツソース煮)をもう一度食べたい」という森さん。料理研究家の林幸子さんの指導で、早速調理が始まりました。
 まずは、500gの牛スネ肉と水を入れた鍋を火にかけます。「え、これで2人分!? すいぶん大きい塊の肉を使うんですね」と驚く森さんに、林さんは「ゆでると小さくなるから大丈夫(笑)。やわらかくなるまで、時間をかけてじっくり煮込んでね。肉のゼラチン質がゆで汁に溶け出して、おいしいスープの素(もと)になるのよ」と説明します。続けて林さんは「そのゆで汁に、牛肉と相性のいい“味の素KKコンソメ”を加えて煮込むと、さらにうま味がアップするわよ」ともアドバイスします。

 また森さんから、「牛肉なら、ほかの部分を使って作ってもいいんですか」という質問も。林さんは「ゼラチン質を含んでいる牛肉ならどの部位でもOK。テールやモツ、スジ肉などでも同様に作れますよ」と答えます。
エスニック料理が苦手な私も
そのおいしさに感激!
 初めてフィリピン料理を口にして感激したのは、その食べやすさ。アジア特有の甘いソースや激辛な味付けがどちらかというと苦手な方だったのですが、そのおいしさにすっかりハマってしまいました。
 地元では煮込み料理や、シーフードを使った料理をよく食べました。どの料理も初めて出合う味なのに、自然になじんで好きになってしまうんです。クセがなくて、おなかにもやさしい味でしたね。
 あと、地ビールもソフトで飲みやすいのが気に入りました。アルコールだけでなく、フルーツジュースの種類も豊富。バナナ、マンゴー、パッションフルーツなどあれこれ飲んでみるのも楽しかったですね。

  ナスとサヤインゲン、小松菜の野菜を下ゆでします。「フィリピンでは青菜に“空心菜”を使うのが一般的なのだけれど、わざわざ探して買わなくても、そのときスーパーに売っている旬の青菜を買えばいいわよ。今回は、今から冬にかけてが旬の小松菜を使いました」という林さんの話に、森さんはメモを取りながらうなずきます。次に、鍋の中に入れるピーナッツバターをたっぷりと取り出した林さん。「こんなに入れるんですか!」という森さんの驚く声に、「このくらい入れた方が、とろみが出て濃厚な味になるのよ」と林さん。

 コトコト煮込むこと30分、ついにカレカレの完成! 「好みで“バゴーン”というソースを加えれば、より本格的な味になりますよ。バゴーンとは、東南アジアのポピュラーなエビの塩辛のこと。日本でも百貨店などで手に入るわよ」(林さん)。「おいしい! 今度は友達を呼んでごちそうしたいな」と大喜びの森さんでした。
林幸子(はやしゆきこ)さん
料理研究家。アトリエ・グー主宰。日本料理、イタリア料理をはじめ無国籍アイデア料理、デザート菓子と幅広いレパートリーを持つ。料理講習、雑誌・新聞などで活躍中。著書に「基本のキ(ソニーマガジン)」、「おいものお菓子(家の光協会)」ほか多数



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