シティリビング読者が海外での思い出料理を再現!各国料理のレシピもご紹介!
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スペイン・バレンシア地方のお祭り料理「パエリア」の作り方を現地のグルメ情報とともに紹介します
 スペインで「パエリア」のおいしさを知り、「同じ味を作れるようになりたい!」と自分で何度かチャレンジしたこともあるという仲俣さん。料理研究家の林幸子さんを訪ねました。
 まずは、パエリアのライスに欠かせない、サフランの使い方から。「ライスを鮮やかな黄色にするには、時間がかかるの。一番最初に色出しをしましょう」と、林さんはスープにサフランを入れます。
 すると仲俣さんから、「家で作るとサフランの色がうまく出ないんです。あと、サフランがないときは違うもので代用できないのですか?」と質問が。そこで、林さんが裏ワザを伝授。「水に浸す前に、フライパンで弱火でいると色の出が良くなるわよ。焦げやすいから火加減が難しいのだけど“できる限り弱火”で。サフランがないときには、色付けにターメリック、香り付けにアーモンドパウダーやニンニク、ハーブなどで代用できますよ」(林さん)
「バル」へ行けば、 おいしいものに必ず出合える
 旅行中ほぼ毎日お世話になっていたのが、軽い食事のできるスペイン流居酒屋「バル(BAR)」。どのメニューも味が本格的で、種類が豊富。子供も大人も利用していて、スペイン人にとってなくてはならない存在のよう。そのメニューの中で特に印象に残っているのが、生ハムです。少し硬めでうま味がすごく強いんです。バルでは、この生ハムとサングリアやシェリーをよく飲みました。スペインは、アルコールの値段の方が水より安いんですよ!

 具を炒め終え、いよいよお米を入れて炊き込む段階に。そこで、フライパンの登場です。「え、パエリア鍋じゃなくてもいいんですか?」と驚く仲俣さんに、「パエリア鍋は底に油がたまるくぼみがあるので、油をほどよくお米に吸収させられる構造になっているの。お米に油を吸収させることで、水分を含みすぎない適度な硬さのご飯が炊けるのね。でも、フライパンでも上手に作れますよ」と林さん。 さらに、林さんは「お米に油を吸わせればいい分けだから、フライパンでは、オリーブオイルをたっぷり使うの。ワインもたっぷり使って。水より水分が蒸発しやすいし、肉の臭みも取れます」と続けます。
 また、調味料について「素材の味を生かすことが大事なので、味が濃くなりすぎないように。“味の素KKコンソメ”チキンはあっさりした味なので、相性がいいわよ」と林さん。炊き上がりを待つ間、林さんは「炊飯器でも、水分を少なくすれば炊けるのよ」とも。出来上がったパエリアに「現地と同じ食感!」と仲俣さんは大感激です。  
林幸子(はやしゆきこ)さん
料理研究家。アトリエ・グー主宰。日本料理、イタリア料理をはじめ無国籍アイデア料理、デザート菓子と幅広いレパートリーを持つ。料理講習、雑誌・新聞などで活躍中。著書に「基本のキ(ソニーマガジン)」、「おいものお菓子(家の光協会)」ほか多数



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