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ハワイの名物料理「ロコモコ」の作り方を現地のグルメ情報とともに紹介します。
 旅先でのグルメ体験が忘れられない川上さん。早速、料理研究家の林幸子さんの指導で「ロコモコ」作りに挑戦です。
 まず、ハンバーグの下ごしらえをした後、味の決め手である“グレービーソース”作りに取りかかります。「グレービーソースは、野菜や肉汁などを煮込んで作る欧米でメジャーな、とろみの付いたソース。本来は手間のかかるものですが、身近な調味料を使えば簡単にできますよ」と林さんが説明します。
 「え、トマトケチャップやウスターソースなどでいいんですか」と川上さんは驚いた様子。「調味料を上手に組み合わせれば、微妙な味付けもできます。ロコモコのようなごはんものは、ソースの隠し味にしょうゆを加えてみてもおいしいですよ。あと、ヘルシーに食べたい人は油にも気を使って。最近は“コレステロールを下げる”効果のある油も出ているので、チェックしてみてね」と林さん。
“豪快料理”と“上品料理”
両方が楽しめるグルメ天国
 夫と一緒に出かけた2度目のハワイ。海やショッピングも楽しいけれど、もう一つハズせないのがハワイアングルメでした。
 旅行中、私のランチの定番だったのが“ロコモコ”。現地では、いろいろな具材をごはんの上にかけて、豪快に混ぜて食べるんです。気取らない、ダイナミックな味わいがおいしかったです。その一方で、せん細な味付けで、盛りつけも驚くほど上品で芸術的なハワイ料理もディナーによく食べました。ダイナミックさと上品さどちらも楽しめる、これがハワイアングルメの魅力なんだと思います。

 ジューっと焼けたハンバーグの上に、欧米ではメジャーな両面を焼いた目玉焼き“ターンオーバー”を盛りつけます。
 盛りつけの途中で、川上さんは「現地で食べたときには、ハワイの白身魚“マヒマヒ”入りのロコモコもあったんです。ハンバーグ以外の具材を入れるのもありなんですか」と林さんに質問します。林さんは「ハワイ料理は環太平洋料理(パシフィック・リム)と呼ばれていて、ニュージーランド、オーストラリア、カナダ、メキシコなどの料理が混ざり合った、“何でもあり”の料理。だから魚介類のロコモコももちろんあり! 付け合わせの調味料に、マヨネーズやマスタード、チーズなどを加えてみるのもおいしいわよ」とアドバイス。
 「なるほど」とうなずく川上さん。「あっという間にできたのに、味は本格的でビックリ! 今度は魚のロコモコも作ってみます」と笑顔いっぱいです。 
林幸子(はやしゆきこ)さん
料理研究家。アトリエ・グー主宰。日本料理、イタリア料理をはじめ無国籍アイデア料理、デザート菓子と幅広いレパートリーを持つ。料理講習、雑誌・新聞などで活躍中。著書に「基本のキ(ソニーマガジン)」、「おいものお菓子(家の光協会)」ほか多数



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